四柱推命の上手に乗り切る空亡の過ごし方
四柱推命鑑定結果を説明してよく聞かれるのは空亡(くうぼう)の過ごし方をどのようにすればいいのかという質問を多数受けます。空亡と言う名称自体怖いイメージ(四柱推命は「死」)等、怖い用語が多数出るので命式を見ると一瞬ビックリする方も多いです。今回、空亡について、空亡の過ごし方についてまとめました。
四柱推命の空亡とは
皆さまが良く知っている(空亡)又は(天中殺)とも言われている言葉ですが、どの方も必ず持つものになります。十二支の内ニ干支は(空亡)になります。(わたしは、空亡と呼びます)空亡に入ると何もできなくフリーズ状態のようで、不幸が来るように思いがちですが、ちゃんと命式を読み、対処することで大難が小難となり回避することもできます。そして、私は大運の空亡は取りません。20年もの間、動けなければ、大切な人生の時間をとても無駄に奪われることとなります。
空亡は、命式の中や歳運・月・もう少し細かく言えば日にも現れます。どこにあるかを判断し、強弱も読みどのように心して動くかです。何も怖がることもないのです。 字の通り(吉)を(空)にするが、(凶)も(空)にするということです。そして、付いている場所でどのように心して動くかです。それは、自身を知ることで前もって、準備もできます。
四柱推命では自分の命式を作る=自分の空亡の時期を知るのは大事
ちなみに四柱推命で自分を知ってどう進むかを占う場合、まずは生まれた生年月日で自分の命式を作ります。
命式とはその年としに示された十干を持って星を出します。十干とは木、火、土、金、水の五行でその五行の陰陽を持って、十干となります。そして、十二支でそれぞれの星の強弱を出し、繰り出された星のパワーがわかります。また、五行(木火土金水)は循環するようになっています。うまく流れる事で、健康やスムーズに物事が進んでいけるということです。
でも、そこには歳運、年運等色々な要素(星)が巡って、行運に影響う与える事になります。それをどのように判断し、どのように動くかが大切です。自身を過剰評価するでもなく、悲観的に見るのでもなく上手に道路条件を読み取ることが大切です。
四柱推命は自身の生年月日特に月(月柱)を中心に読み解くことで、人となりを深く理解していくことに
四柱推命は自身の生年月日特に月(月柱)を中心に読み解くことで、人となりを深く理解していくこととなります。 本当に同じ星を持っている人はどれくらいでしょう? 生年月日が同じでも生まれ時間で、大きく判断が変わることもあります。人は生来真面目で努力家です。空亡の時ほど頑張るようです。さて、次のときに疲れて馬力が入らない。そんな時は、少し方に力を抜いて、一息入れ、周りの言葉やお世話に耳を傾ける時間を持ってもいいのではと思います。お日様は回っています。そして次に来る時間のために(シフトアップ)の用意です。
例えば、歳運2年も空亡と思われるでしょうが、四柱推命のよくできていると感心させられるのは、ちゃんと動ける隙間?(空亡を切る)タイミングを作っています。 だから、自身を知ることで、物事の対処がうまくできるように、計画が立てやすくなるのです。
空亡の過ごし方
空亡の過ごし方についてですが、一言でいうと積極的に行動をしないということだと思います。自分から率先して手を上げて行動するようなことをせずに相手から懇願されて行動する等が大事です。基本的に空亡の時期は100%の行動しても、100%以下の成果・結果しか得られない時期になります。それを強引に100%または100%以上の結果を求めようとすると無理が祟って、体調を崩したり等、色々災い・トラブルが生じることが多いです。
また空亡の時期に避けることのできないイベント(企業勤めの方は異動・転勤など)等もあるでしょう。そうした場合は基本的には主張反論せず、素直に従うことをおすすめします。主張反論することによりさらにマイナスに作用することもあるからです。
ただ空亡だからといって何もしてはいけない(喪に服す等)ということではないです。
空亡の過ごし方は自己研鑽の時期
むしろ空亡の過ごし方で重要なのは充電の時期と考えてスキルアップ等、自己研鑽することが重要です。自己研鑽することにより、空亡が明けた時の行動が飛躍的にプラスになることもあります。空亡の時期は基本的に現状維持で満足すべき期間であり、自分の人生を見つめ直す期間であると考えると気持ちが楽になると思います。人生いい時も悪い時も必ずあるので、気持ちの持ち方一つでそうした期間の過ごし方も変わってきます。